肉桂水瓶

f0180126_1158334.jpg瓢箪型が愛らしい、ニッキ水の瓶。
真ん中のものは中を洗う際に縁が欠けてしまった。
気泡が沢山入った薄い硝子製で、側面の接合痕からプレス成型したものと思われるが歪んでいたり、左右非対称なのは型から外すときの問題なのかしら。

安定感のある一番小さな瓶は昼顔や犬蓼を生けるのに重宝している。
[PR]
# by pfauen | 2009-08-06 00:00 | 屑骨董

目薬瓶

f0180126_10505869.jpgコバルト色が目を惹く細長い目薬瓶は時代を物語る形状から人気のある屑骨董なのではないだろうか。
スポイトの付いた目薬瓶は昭和30年代頃まで開業医で使用していたそうで、母の勤めていた眼科医ではどんぐりのような木製のカバーがついたものを使用していたとのこと。

何れの型もゴム製の栓やニプルを取り付けて使用していたのだけれど、劣化が早く残っているものは少ないのか、骨董品屋の店先に並ぶ前に剥がされてしまうのか、使用されていた状態で見掛けることは少ない。
[PR]
# by pfauen | 2009-08-05 00:00 | 屑骨董

硝子壜の中身

f0180126_10151962.jpg中身が入っていることを厭われる方も多いかもしれないが、中身が残されたまま時経た硝子壜も非常に魅力的なものが多い。
但し、中身は変質することのない試薬や洋墨、染料などが望ましい。
稀に陶器瓶に香油や整髪料が僅かに残されていることもあるが、馨りは変質するし、油分には虫が寄る場合もあるので抽斗には加えられない。

画像は骨董市で見付けた中身入りの硝子壜。
左から、水の消毒用錠剤入りの角瓶、ぼろぼろのラベルが気に入っている炭酸試薬瓶、深い緑色の染料瓶、菫色の洋墨瓶。
[PR]
# by pfauen | 2009-08-04 00:00 | 屑骨董

アンプル

f0180126_028449.jpg西荻窪の骨董店で歪なアンプル瓶を見付けた。
手作業で封じたと思われる柔らかな輪郭と素朴なラベルが愛らしく、それから暫くの間、骨董市で小さなアンプルを見付けては持ち帰っていた。
アンプルの中身はビタミン水溶液だったり、抗菌薬だったり、現在の薬品名からは推察出来ない謎の薬であったり。

アンプルの中身が空だったら、こんなに惹かれることはなかったと思う。
[PR]
# by pfauen | 2009-08-03 00:00 | 屑骨董

硝子壜

f0180126_158429.jpg何処の骨董市でもよく見掛ける、硝子製の薬瓶。

特に愛着を感じるようになった切欠はクラフト・エヴィング商會の「どこかにいってしまったものたち」を読んでから。小物の見立てが非常に魅力的で、漫然と集めていた抽斗の中身が其々に物語を秘めているように感じたことを憶えている。
[PR]
# by pfauen | 2009-08-02 00:00 | 屑骨董

収集癖

f0180126_12223235.jpg小指ほどの小さな水薬壜
縁の欠けたゼリー型
不揃いな貝釦
縞模様のビー玉
水中花
検眼用レンズ
錆付いた時計部品

数十年前に道具の役目を終えた、骨董というには価値の薄いものたち。
基準は自分でもよく分からないけれど、骨董市の店先、ガラクタをまとめて入れた木箱の中を覗いていると、それらの品と目が合ってしまう。
[PR]
# by pfauen | 2009-08-01 00:01

抽斗の中の幸福

f0180126_1302275.jpg『大切なものは机の一番上の抽斗』

自分用の机を貰ったのは小学校四年生の頃。
机の右側には三段の抽斗がついていて、一番下の段には教科書と辞書、真ん中の段にはプリント類、一番上の段には当時の『宝物』を入れていた。
宝物の内訳は友達と交換したシールやビーズ、縞模様のビー玉、引っ越した友達から送られた絵葉書、旅行先で拾った綺麗な小石、理科教材の虫眼鏡、等等。家族には『栗鼠の巣みたいに溜め込んで』と度々窘められたけれど、抽斗を開いて眺め、自分だけの規則に従ってそれらを収納することが密かな喜びだった。

この一人遊びは二十余年経過したいゝ大人になった現在も継続中。
骨董市や雑貨舗で小さなガラクタを見付けては嬉々として抽斗に持ち帰る。
一番上の抽斗だけでは収まり切らず、小抽斗を買い足し、机を大きいものに替えするうちに抽斗は増え続け、部屋中に六十杯の抽斗を有するまでになっていた。
[PR]
# by pfauen | 2009-08-01 00:00